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「はつり」じん肺集団提訴へ
都市部の建設現場でコンクリートなどを削り取る「はつり作業」に従事し、じん肺になった患者15人が、元請の大手ゼネコンなど32社に総額5億円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こす。「長年にわたり健康管理に注意を払わなかった」としている。はつり労働者は1現場あたりの作業時間が短く場所を転々とするため、連携するのが難しく、今回が初の集団訴訟となる。トンネルや鉱山の掘削に伴うじん肺患者は過去の訴訟105件が勝訴や和解につながっており、補償が進む。しかし、はつりじん肺では訴訟での補償例がない。訴訟を通じて被害者の発掘も目指す。訴えを起こすのは、大阪府内に住む元はつり職人15人。いずれも、コンクリートなどに含まれるケイ酸粉じんを吸い込むなどして肺が硬くなるじん肺と合併症を発症し、2000年以降に労災認定を受けており、「元請各社はじん肺の危険性の教育や防じんマスク着用の指導を怠った」と主張する。
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