五百蔵洋一弁護士

 県本部は4月28日、福岡市の天神クリスタルビルで政治学習会を開いた。各単組・支部の代表者や自治労OBなど150名が、選挙活動のあり方とコンプライアンス(法令遵守)について学んだ。
 講師を務めた五百蔵(いおろい)洋一弁護士は、「違反のない参議院選挙をどう闘うか」と題した講演で、選挙運動の定義と主な公職選挙法違反罪名、政治活動と事前運動の区別、運動買収と連座などについて、過去の選挙違反の事例を示しながら解説。「7月の参院選は新政権の成果を検証する大事な選挙だ。公選法を知らずにつまらない違反で選挙活動にブレーキがかかったり、連座で当選が無効になる悲劇は何としても避けなければならない。ルール違反、手続き違反を犯せば厳しく批判され、命取りになる。選挙違反に対する警察の捜査環境も5年前とは大きく変わっている。そもそも公選法はグレーゾーンだらけの法律で境界線が極めてあいまいだ。グレーゾーンでも警察判断で黒とされたケースもある。この場合お金が絡めば連座のリスクになる。したがって、何が良くて何は駄目なのか、現在の取締りの実情を学習し、安心できる政治活動に励む必要がある」と述べた。

公選法違反事例などを学習