同ユニオンのみなさん

 福岡市図書館司書ユニオン(末永節子委員長・組合員53人、以下、同ユニオン)の組合結成および自治労加盟大会が5月19日、福岡市内で開かれた。大会には同ユニオンの組合員ら約40人が参加。組合結成と自治労加盟が全体で確認された。
 同ユニオンを構成するのは、福岡市内の総合図書館や9つの分館に勤める読書相談員、いわゆる図書館司書。その身分は非常勤嘱託職員で雇用は年度ごとに更新され、5年で雇い止めされるという不安定なものだった。
 このような現状に危機感を抱いていた職員有志は、「司書の会」を結成。この間、福岡市教育委員会や総合図書館に対し、雇用問題や職場環境の改善などの申し入れを行ってきた。また、福岡市職労の協力も得て、5年経過後も一次試験免除の採用試験を受験することで雇用も守られてきた。
 しかし、地方財政危機を理由に図書館の民営化が計画されるなどの動きを受け、組合結成の必要性をあらためて実感。今年3月から毎週1〜2回のペースで結成準備委員会を開き議論を重ねてきた。
 準備委員会の委員長として組合結成に携わり、執行委員長に就任した末永節子さんは「自らが誇りにできる図書館、人間らしく働ける職場を目指し組合を結成した。今後は組合としてしっかり交渉していきたい」と思いを語った。
 大会後、同ユニオンは福岡市教育委員会と総合図書館を訪れ「組合結成通知書」と「申入書」を提出、労働組合としての第一歩を踏み出した。
 なお、同ユニオンの自治労加盟は6月18日の第97回中央委員会で正式に決定される。