| 今すぐ歯周病対策を!
4月18日は何の日かご存知ですか? 答えは「よい歯の日」です。いつまでも元気な歯を保つためには、日々怠りがちな手入れが大切です。歯の健康は35歳が曲がり角といわれており、歯の疾患で一番多いのは「歯周病」といわれています。
今回は、歯周病とその予防方法を紹介します。
全身までもむしばまれる
「歯周病」とは、歯を支えている歯肉や、歯根が埋まっているあごの骨(歯槽骨)が細菌に感染して炎症を起こし、じわじわと組織を破壊していく病気です。
かつては、歯槽膿漏(しそうのうろう)と呼ばれていて、中高年やお年寄りの病気というイメージがありますが、実は若いうちに発症してゆっくりと進行していきます。
原因はプラーク
歯周病は、歯の表面や歯と歯肉の間に「プラーク(歯こう)」が付着して起こります。プラークは“食べかす”と思っている人もいるようですが、実は口の中の細菌が固まったものです。プラークの中の細菌が出す有害物や毒素によって、炎症が起きたり、歯槽骨が溶けたりします。
歯周病の進行
歯に付着したプラークを放っておくと、徐々に歯と歯肉のすき間に入っていき「歯周ポケット」という溝をつくってさらに深くしていきます。歯周病が進行すると、歯肉炎や歯周炎を起こし、重度になると歯槽骨が溶け、歯はぐらついて抜け落ちることもあります。
歯周病を起こしたり
悪化させる要因
歯周病の原因となるプラークを増殖させたり、悪化を早める要因としては次のようなものがあります。
@生活習慣などの「環境」
(正しい歯磨き習慣がない・食生活・
過労やストレス・喫煙など)
Aプラークをつくる「細菌」
(口の中の細菌が多い・歯石がつきやすいなど)
Bその人の体の状態
(糖尿病がある・高血圧や心臓病の薬を使っている・
骨粗しょう症があるなど)
全身への影響
歯周病菌が血液によって体中に運ばれ、他の臓器に影響を及ぼすことがあります(糖尿病の悪化・動脈硬化の進行など)。
プラークコントロール
歯周病の原因となるプラークを口の中から減らすことを「プラークコントロール」といい、歯周病の予防であると同時に、最も基本で重要な治療法です。
@正しい歯磨きを行いましょう。
・歯と歯肉を最低1日1回10分以上磨く。
・鉛筆を持つ持ち方で、歯と歯肉の境目に
45度くらいの角度に歯ブラシを当て横に
小刻みに動かす。
A長続きさせるには「ながら磨き」がお勧め。
B歯間ブラシやデンタルフロスなどの
補助的な道具を使って効果的に
プラークをとりましょう。
C歯科医でのプラークコントロールは、
健康な人でも最低1年に1回は受けましょう。
歯周病を予防するには、正しい歯磨きの方法で「食べたら磨く」ことが最も重要です。80歳までに20本の歯が保てるよう、自分の口の中を見直してみませんか。
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