戦争犠牲者の悲願の結晶「日本国憲法」をうけとめよう
先日の総選挙の間、たまたま、中北龍太郎さんの「今こそ平和憲法を守れ」を読んでいました。総選挙の現状、わたしたち日本の政治の現状を考えていました。その時、気がついたことは、総選挙の立候補者の誰ひとり、中北さんの願いをうけとめていないということでした。
国民のために働く、とはいうのですが、もっと真正面から、その内深くから、明確にわたしたちの日本国憲法の平和と民主主義の生命をうけとめ、それを現実の政治に生していかなければ、立候補者たちの私たちに訴える言葉が、心のこもった力ある、私たちの心に響くものではないということです。勝利し政権交代を勝ちとった民主党ですが、そこで叫ぶ民主主義も何か底の浅いものに感じてしまいます。
中北さんは「今こそ平和憲法を守れ」で懸命に「改憲がゆがめるこの国のかたち」つまり、平和の国日本が戦争や侵略をやる日本へとゆがめられていく危険を指摘しています。中北さん自身、全力で平和と民主主義の日本国を守り、その国のかたちをゆがめさせないと、そうした決意の人です。そして、どのような歴史のなかでどのような抵抗をうけながら、今の平和と民主主義の憲法がつくられてきたかを詳しく言葉を重ねて、わたしたちに迫りくる力をもって書き込んでいます。余りに熱意を込めて書きつづっているので、第八章まで280頁に及んでいます。
でも読みはじめれば、やはり終りまで読んでしまいます。そして自分もまた、日本の国のかたちをしっかり守っていこうとの思いを持つようになりました。正直にいえば、日本国憲法を完全にその全体を読んだのは最近です。日本国憲法、平和・非戦、民主主義のそれはすばらしい憲法であることを痛感しました。