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稲穂・米
四季折々の民俗行事の中心には、常に「米」の存在がありました。現在も日本の祭りや、年中行事のほとんどが稲作にかかわるものです。稲穂に魂がこもるという考え方は、東南アジアや中国南部でも見られますが、日本では米に宿る力のことを「ウカノミタマ」と呼び、「最高神として祀(まつ)られている」と伝えられています。太陽の光を浴び黄金色に輝く稲穂、秋のそよ風に運ばれる香り。美しい稲穂を見ると、ふるさとに戻ったような安心感を抱きます。日本人の遺伝子の中には、稲作文化の原風景が記憶されているのかもしれません。
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